タイルの床っておしゃれですよね。
どこか懐かしいレトロ調だったり、高級ホテルを思わせる大理石調だったり。
しかもタイルって水に強いイメージなので、洗面所やキッチンの床にぴったりですね!
先日もタイル張りのすてきな床を雑誌で見て感化された母さんに、
「タイルを貼るのってなんか簡単そうじゃない?パズルみたいよね~。あっくんならできそう!」
なんて、いつもの調子で言われてしまいました・・・。
そこで調べてみたのですが、DIYでタイルを貼るのってなかなか難しいみたいなんです。
①傷が付かないよう、養生をする。
②接着剤を塗る。(多すぎると目地からはみ出すので注意する)
③くし目コテを使って接着剤をまんべんなく広げる。
④接着剤が硬化しない間に、目地が均等になるようにタイルを貼る。
⑤タイルを上から叩き、圧着。(目地がずれないように注意する)
⑥端などの中途半端なところのタイルはグラインダーなどでカットする。
⑦乾かす。(24時間以上)
⑧目地材がしっかりと入り込むよう、目地からはみ出した接着剤を取り除く。
⑨目地材を刷り込んでいく。ここで手を抜くときれいに仕上がらない。
⑩目地材が少し乾燥したくらいのタイミングでタイルについた目地材をふき取る。
引用:YouTube
タイルは陶器や磁器など硬い素材でできていますよね。
だからカットするにも専用の道具、「グラインダー」が必要なんです。
ほかにも固まるタイミングを見極めながら作業しなきゃいけないし、目地を均等にしなくてはいけないし・・・はっきり言ってムズカシイ!
動画を調べても、プロのタイル屋さんの施工風景ばかりでした。
「じゃあDIYで床にタイルを貼るのは諦めたほうがいいのか?」
そんなイヤな予感を払拭するべく、タイルを諦めきれなかった僕はもう少し調べてみました。
するとタイルのような雰囲気に仕上げられ、しかもタイルより簡単に貼ることができるフロアタイルという床材があるのを見つけました!
そこで今回はそのフロアタイルについてご紹介していきたいと思います。
■目次
フロアタイルはタイルとクッションフロアのいいとこどり!

フロアタイルとはクッションフロアと同じく、塩化ビニールでできた床材です。
タイルのようにピースになっていて、繋ぎ合わせて床に敷き詰めていきます。
水や傷にも強いので、洗面所やキッチンなどの水回りの床でも安心して使えるんです。
色や柄のバリエーションも豊富。タイル張りのように仕上げることもできます。
こちらの記事も参考になるのでぜひ。
お値段はどのくらい?
たとえば4平米の洗面所のフロアタイルをDIYで張り替えると仮定します。
フロアタイルはベーシックなこちらをセレクト。

引用:壁紙屋本舗
サイズは45cm×45cm、お値段は1枚あたり500円程度。
4平米ではおよそ25枚必要なので、12,500円になります。
それと忘れちゃいけないのが接着剤。

引用:RESTA(リスタ)
3,000円ほどで購入できます。くし(へら)付きです。
諸々の道具を用意して、トータル20,000円ほどでリフォームできちゃいます。
フロアタイルや施工材料はどこで買えるの?
これらの施工時に必要な道具や接着剤、フロアタイルは近所のホームセンターやネット通販で簡単に手に入れられます。
また、接着剤がいらない「接着剤付きフロアタイル」もあるんですよ!

引用:RESTA(リスタ)

カンタン!楽しい!フロアタイルのDIY!
材料がそろったら、レッツDIY!フロアタイルを貼っていきましょう。
こちらの動画がとてもわかりやすいのでおすすめです。
引用:YouTube




フロアタイルにもあります!メリット・デメリット

ここまでフロアタイルのメリットをお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもあります。
どちらも知ることで「こんなはずでは・・・」を防げますよね。
メリットをおさらいしつつ、デメリットも学んでおきましょう。
フロアタイルのメリット
・塩化ビニールだから水がかかっても大丈夫。
・傷が付きにくい
・お手入れが簡単。
・タイルに比べ安い。
・デザイン性が高い。
フロアタイルのデメリット
・水に強いが、目地に入り込むと床下地を痛めることも。
・塩化ビニールなので熱に弱い。
・黒ずんだり、変色したり経年劣化する。
目地から水が入り込むと床下地を痛める恐れがあります。でもすぐに水分をふき取れば問題ありません。
また、フロアタイルは張替えも簡単。経年劣化しても痛んだ部分だけを張り替えればよいので、きれいな状態を保てます。
どんな色にする?洗面所に適したフロアタイルとは?

フロアタイルは色や柄がとにかく豊富!たくさんあるのはうれしいけれど、迷ってしまいますよね。
ところで洗面所といえば、
- 顔や手を洗う。
- 歯を磨く。
- 髪を乾かす、セットする。
- 洗濯機が近くにある場合は、汚れた衣類などを取り扱う。
こんな場所ですよね。
すると床のお掃除をするときに気になりませんか?
- 石鹸や歯磨き粉の飛び散った跡
- 抜け落ちた髪や細かなごみ
濃淡どちらのフロアタイルを選んでも、メリット・デメリットがあります。
・シックな雰囲気を演出できる。
・髪は目立たないが、石鹸や歯磨き粉の飛び散った跡が目立つ。
・昼間でも薄暗くなってしまった。
・清潔感がある。
・石鹸や歯磨き粉の飛び散った跡は目立たないが、髪が目立つ。
・照明や窓から入る光を受けて明るい印象になった。


ネット通販で購入する場合は可能であれば無料サンプルを取り寄せるのがおすすめです。
画面ではわかりにくかった色や質感を確認でき、「イメージしていたものと違った!」なんてことを防げますよ。
色別フロアタイル事例5選!
最後に洗面所の床にフロアタイルを使っている事例を5つご紹介します。
フロアタイル選びの参考にしてくださいね!
- 黒
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引用:Instagram
白、黒、茶のコントラストをきかせたこちらの洗面所。
スタイリッシュな雰囲気がすてきですね。
- 茶(木目調)
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こちらは木目調のフロアタイルをセレクト。
フローリングだと傷みが気になりますが、フロアタイルなら水に強く安心です。
- グレー
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ウッディーな引き出しと床のグレーがマッチ!ナチュラルな雰囲気がとてもおしゃれです。
グレーなら暗くなりすぎず、シックにまとまりますね。
- 白
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白をベースにした大理石調のフロアタイルです。高級感たっぷり!
- 柄
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こちらのような幾何学模様のフロアタイルもあります。
フロアタイルは本当にバリエーション豊か。イメージに合った洗面所が実現できそうです!
まとめ
・DIYならタイルよりフロアタイルの方が簡単でおすすめ。
・フロアタイルはタイルのデザイン性とクッションフロアの耐久性を兼ね備えている。
・価格もリーズナブル。
・多くのメリット共にデメリットも当然あるが、対処も難しくない。
・色も豊富に取り揃えられている。濃・淡どちらもメリット・デメリットがあるので施工前によく検討しましょう。
洗面所の床をDIYするんだったら、僕はタイルより断然フロアタイルをおすすめします。
貼り方も簡単そうだし、なんだか楽しそうですよね!
動画を見ていたら僕もやってみたくなっちゃいました。
(今回もまたうまいこと母さんにのせられてしまった・・・)
読者様も無理せず、簡単におしゃれな床リフォームを叶えましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。