トイレの床に気づいたら汚れが付着していた。このような経験はありませんか?
床の汚れにお困りの人も多いのではないでしょうか。


トイレの床の汚れは一度ついてしまうと、なかなか落ちなくて大変…。
お客さんにトイレを貸すのも、ためらってしまいますよね。
そんな時は、自分でトイレの床を貼り替えてみませんか?
トイレの床を張り替えるのは、思ったよりも簡単!
自分でも手軽にDIYできますよ!
■目次
トイレの床をDIYでリフォームする方法

トイレの床を貼り替えるには、「重ね張り工法」と「張り替え工法」という2通りの方法があります。
それぞれの特徴について説明していきます。
重ね貼り工法
名前の通り、元ある床の上に重ねて床材を張る方法のことです。
元の床を剥がす必要がないため、廃材がでず、施工時間が短くてすみます。
そして、床が二重になるため、防音や強度、保温性が上がります。
冬によく起こる、ヒートショックの対策の1つとしてもいい施工方法かもしれませんね。
張り替え工法
こちらは、元の床を剥がしてから、床材を張っていく施工方法です。
床の下地の状況を確認できるので、痛んでいる箇所があれば同時に補修できるメリットがあります。
しかし、床材によってはトイレの便器を一度撤去する必要があるため、施工業者を頼む必要があり、施工に時間がかかります。
トイレの床をDIYするときに使える床材

トイレの床は、尿の飛び散りや水、洗剤の使用によって、他の部屋に使われる床よりも多くのダメージを受けています。
ダメージに強く、一般的によくトイレの床材として使われるものを3種類紹介します。
タイル
引用:LIXIL
主に公共機関のトイレの床材として使われています。
本格的な施工にはモルタルを使う大がかりなものになりますが、タイルの裏面にシールが貼られている『タイルシート』を使って手軽にDIYすることも可能です。
- 耐水性が高い
- 耐久性が高い
- お掃除が簡単
- 冷えやすい
- 素材によっては滑りやすい
- 硬い
フローリング

引用:Panasonic
トイレの床にフローリングを選ぶ場合は、インテリア性を重視し選ぶことが多いです。
フローリングもタイル同様、本格的な施工となると大がかりですが、パネルをはめ込んでいくだけで完成するフローリングを選ぶとDIYでの施工も可能です。
- 廊下や部屋との一体感がでる
- 木の風合いを楽しめる
- 耐水性が弱い
- カビ・シミができやすい
クッションフロア

引用:RESTA
こちらの床材は、住宅用トイレの床材として一番人気のあるものになります。
3種類の中で一番簡単に施工できるので、DIY向けの床材です。
- 耐水性が強い
- 臭いがつきにくい
- 掃除が簡単
- 劣化がはやい
- 表面が破れることがある
- 見た目のビニール感が強い
床材について気になる方は、こちらでも詳しく紹介しています!
トイレの床を張ってみよう!

トイレの床をDIYする時に必要なものと、その手順を紹介します。
今回は一番手軽なクッションフロアを張る方法です!
- 新聞紙
- テープ
- カッター
- はさみ
- えんぴつ
- クッションフロア
下準備
いきなり床材を張ってしまうと、失敗する場合があります。
まずは下準備をしましょう!
- 新聞紙をトイレの床に敷き詰めテープで留め、型紙を作ります。便器周りは、新聞紙を短冊状に切ったものを使うと、綺麗に型紙がつくれます。
- 型紙に切り込みを入れて、トイレから外します。
- 床材の裏面が上になるように置き、その上に型紙を重ね、えんぴつで型紙の線を引いていきます。
- 線を切り落とすように床材を切っていきます。
これで下準備は完了です!
手順
次は実際に床を張っていきましょう!
- 床材を裏返して便器の周りと、壁の接する場所に両面テープをつけます。
- 両面テープを剥がさず、トイレに仮置きしましょう。
- 床材がぴったりはまったら、半分だけ床材をめくり、便器周りの両面テープを剥がします。
- 端から中央に向かって、張っていきましょう。
- 次に、壁際の両面テープをはずします。
- 空気が入らないように、中央から端に向かって張っていきます。
4面分全て張れたら完成です。
引用:YouTube


よし、母さんもやってみる?


トイレの床をきれいに保つために

せっかく床を張り替えたのに、お掃除をさぼるとすぐに床に汚れがついてしまいます。
トイレの汚れの主な原因は、尿の飛び散りやホコリなどです。
尿の飛び散りは、トイレ特有のにおいの原因にもなります。
そこで、毎日簡単にできるトイレの床掃除の方法を紹介します。
- お掃除シート
- スプレーボトル
- クエン酸
まず、クエン酸スプレーを作りましょう!
スプレーボトルに水200mlとクエン酸を小さじ1いれて、よく振ります。
このスプレーを床に吹きかけて、お掃除シートでふき取るだけです。
クエン酸は、アンモニアを中和してくれるので、しっかり元から匂いと汚れを絶つことができますよ!!
トイレの床のDIYでリフォームしよう!のまとめ
今回はトイレの床をDIYする方法について紹介しました。
- 施工法:重ね張り工法 / 張り替え工法
- 床 材:タイル / フローリング / クッションフロア
- トイレの床をリフォームする流れ
床材によって、硬いもの、柔らかいもの、滑りやすいものがありました。
年配の方や身体の弱い方がいるお家では、思わぬ転倒に備え硬いものよりは柔らかい床材を選んだり、滑りにくい床材を選ぶことで、安心してトイレを使えるようになりますね。

床材を変えるだけでもトイレ全体の雰囲気も変わり、気分が上がりますよ!
さぁ、現在トイレの床の汚れや匂いに悩まされ、あまりお客様に入られたくないと読者様、床をリフォームして「綺麗にしてるのね! 」と思われるトイレに変身させましょう!
トイレの内装をDIYする方法についてはこちらをご覧ください。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。