「窓周りをリフォームしたい!」そんなとき、窓周りにつけるアイテムであるカーテンやブラインドを変えたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
窓周りにつけるものによって、部屋の雰囲気はガラリと変わります。
そんな中で、
- 「窓周りにはカーテンかブラインドどっちがおすすめなの?」
- 「カーテンからブラインドに変えてみたいけど、実際どうなの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
今回の記事では、そんな「カーテンかブラインドどちらが良いのか?」というお悩みを解決します。
はじめに結論から言いますと、それぞれの特徴を知り、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが重要です。
この記事では具体的に、
- カーテンのメリット・デメリット
- ブラインドのメリット・デメリット
- カーテン・ブラインド選びのポイント
をご紹介していきます。




じゃあ、これから窓周りをカーテンかブラインドどちらかにするときのポイントを説明していくね。
■目次
ブラインドかカーテンか?どちらを選ぶ?

今回ご紹介するカーテンとブラインドはその特徴が大きく異なります。
それぞれのメリット・デメリットを参考にして、読者様の部屋のイメージやライフスタイルに合うのはどちらかを考えるヒントにして下さい。
選択するものにより、部屋の印象をガラリと変えることができますよ。
また、機能や最適な場所はカーテンとブラインドそれぞれ異なります。安易に選んでしまうと失敗する可能性もあります。
カーテンとブラインド、どちらにおいても完璧なものはありません。
部屋の用途や方向、ライフスタイルによって、それぞれのメリット・デメリットを考えてどちらかを選択することが大切です。
それぞれのメリットを最大限に生かし、より快適な暮らしをしたいですね。

カーテンのメリット・デメリット

まずは、使用されている方が多いカーテンのメリット・デメリットを見ていきましょう。
カーテンのメリット
- メンテナンスが簡単
- 耐久性がある
- 機能性を加えることができる
【メンテナンスが容易】
カーテンの最も良いメリットというのは、取り扱いやすいところです。
取り外しが比較的簡単なので、洗濯や模様替えもしやすく、窓周りを清潔に保ちやすいです。
また、デザインのバリエーションも豊富でカーテンの値段もリーズナブルなのでが魅力的ですね。
【耐久性がある】
また、カーテンには優れた耐久性があります。
きれいに使えば、10年以上も使用することができるので、コストパフォーマンスが高いところも特徴です。
【機能性を加えられる】
カーテンには、機能性を加えることができます。
カーテンの中には、特殊なコーディングや織り方で造られたものがあり、以下のような機能を付加することができます。
- UVカット
- 遮熱
- 遮音
- 遮光
機能によって値段は異なってきますが、選択肢も豊富でインテリアとしてだけではなく、より快適な暮らしにできるところが魅力です。
カーテンのデメリット
- 部屋が少し狭く感じる
- 通気性が悪くなる
【部屋が狭く感じる】
カーテンを取り付けると部屋が狭く感じられます。
一般的にカーテンのヒダは、窓からおおよそ15cmでると言われています。
また、カーテンを開いた状態だと、両端にボサっとなってしまい、圧迫感や窓が狭く感じてしまうかもしれません。

【通気性が悪くなる】
また、カーテンを完全に閉めてしまうと、通気性が悪くなります。
カーテンには機能性を付加させて、プライバシーを保持することができますが、完全に閉めてしまいますとブラインドと比べて通気性が悪くなってしまいます。
カーテン選びのポイント
カーテンを選ぶ際のポイントについてお伝えします。
【部屋の雰囲気と合わせる】
カーテンを選ぶときは、部屋の雰囲気をどのようにしたいのかを考えてから選びましょう。
例えば、リビングで家族団らんで明るくしたいのに、暗めのカーテンを選んでしまうと、雰囲気が崩れしまいますよね。
また、ワンルームの家だとカーテンで部屋全体の印象が決まってしまうので、カーテンの色は慎重に選んでください。
【部屋に合わせた機能を付加させる】
部屋によってカーテンに機能性を付加させることが重要です。
例えば、部屋が南向きなど太陽の光が入ってきやすい場所には「UVカット」や「遮光性」の機能があるカーテンを選ぶ必要があるでしょう。
また、冬場に窓など結露が多い場所には、カーテンにカビが生えてしまうかもしれないので、「撥水効果」のあるカーテンを選ぶ必要があるでしょう。
このように、機能性を考えてカーテン選びをすることが大切です。
カーテン選びについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ブラインドのメリット・デメリット

続いて、ブラインドのメリット・デメリットを見ていきましょう。
ブラインドのメリット
- 部屋がスタイリッシュに見える
- 通気性が優れている
- 水回りに適している
【部屋がスタイリッシュに見える】
窓にぴったり合う形になるので、部屋がスタイリッシュに見えます。
窓周りがスッキリするので、部屋全体をシンプルにしたい方やスッキリ見せたい方にお勧めです。
実は、和室にも合うブラインドもあり、いろいろな部屋に合わせることが可能です。

引用:ミツワインインテリア
ブラインドといれば洋風のイメージがありますが、和室にも合うブラインドもたくさんあります。
【通気性が優れている】
ブラインドは、カーテンに比べて通気性に優れています。
羽を動かすこことで、光の入り具合を調節しながら、風を通すことができるのが魅力的ですね。
ブラインドについているひもなどで、簡単に操作できるので、そこもメリットだと言えるでしょう。
【水回りにおすすめ】
ブラインドは、アルミでできているものが多いのでサビにくいことから、水回りにおすすめです。
キッチン、洗面所、バスルームといったカーテンには向いていない水回りに最適と言えるでしょう。
ブラインドのデメリット
- 遮音性・遮光性が低い
- 掃除に手間がかかる
【遮音性・遮光性が低い】
ブラインドは、きっちり閉めても遮音性・遮光性が低いところがデメリットです。
ブラインドの構成上、通気性は良くなるのですが、しっかり閉めたとしても完全に閉めることはできません。
ですので、光や音を防ぎたい部屋では、ブラインドはおすすめできないと言えるでしょう。
【掃除に手間がかかる】
ブラインドは掃除に手間や時間がかかります。
羽根が水平になっているとホコリがたまりやすくなります。
掃除の際、カーテンは取り外して洗濯すれば良いだけでなのですが、ブラインドは羽根を一枚ずつ拭いて、専用のブラシで払い落す必要があります。

ブラインド選びのポイント
ブラインドについても選ぶ際のポイントについてお伝えします。
【設置場所に合う取り付け方法を選ぼう】
ブラインドには、複数の設置方法があります。
大まかに分けて、穴をあけてネジで取り付ける方法と、ネジを使わず窓枠に突っ張って固定するタイプです。
【ネジを使用して取り付ける方法】

引用:カーテン道の駅201
【ネジを使わずに取り付ける方法】

引用:カーテン道の駅201


設置方法によって光の入り方などが変わってきますので、しっかり検討することが大切です。
【ブラインドの素材を決めよう】
ブラインドの素材は、大まかに分けて、アルミブラインドとウッドブラインドがあります。
それぞれの特徴を以下でまとめておきます。
- 価格が安い
- 操作が軽い
- 汚れに強い
- デザイン性が良い
- インテリアと調和しやすい
- 風が吹いてもバタつくことがない
ブラインドでも、アルミ製と木製という選択を変えるだけで部屋に与える印象がかなり変ってきます。

引用:左 エアリゾームインテリア ・ 右 dowdou
それぞれのブラインドの特徴を理解して、ブラインド選びをすることが大切です。


【スラット幅の確認】
ブラインド選びには、スラット(羽根)の幅も考える必要があります。
スラットの幅には、15mm、25mm、35mm、50mmといった長さがあります。
それぞれ長さによって機能が変わります。
以下で、大きなスラット幅と小さなスラット幅の特徴においてもまとめておきます。
- 掃除が比較的しやすい
- 丈夫で折れにくい
- 隙間が大きいので、窓への操作がしやすい
- 隠す効果が高い
- 奥行きが小さいので、スッキリとした印象になる
それぞれの特徴を理解し、お部屋に合うものを選びましょう。
ブラインドとカーテンを組み合わせることもできる

実は、カーテンとブラインドを組み合わせる方法もあります。
カーテンにおけるレースの部分をブラインドにして、その上からカーテンを取り付けると、時間帯や用途によって使い分けることができます。

引用:ブラインドマート


ブラインドとカーテンを合わせることで、機能面が良くなるだけでなく、個性的な窓まわりを演出することができますね。
窓まわりをリフォーム!カーテンかブラインドどっちがおすすめ? まとめ
今回は、窓まわりをリフォームした時に、カーテンかブラインドどちらかおすすめなのか紹介しました。
やはり、カーテンとブラインド両方に一長一短があるので、それぞれ部屋の雰囲気や目的に合わせて使用することが大事です。

ちゃんと覚えてる?

まずはカーテンのメリット・デメリットです。
- 耐久性がある
- メンテナンスが簡単
- 機能性を加えることができる
- 部屋が少し狭く感じる
- 通気性が悪くなる
次にブラインドのメリット・デメリットです。
- 部屋がスタイリッシュに見える
- 通気性が優れている
- 遮光性が低い
- 掃除に手間がかかる
せっかくの窓周りのリフォーム。満足のいく納得できる窓周りにしたいですよね。
この記事でそんな心地の良い、快適なお部屋作りに少しでも役立てれば嬉しいです。
カーテンのリフォームついては、こちらでも詳しく紹介しています。
今回も最後までありがとうございました。