修理が必要になったり、急な生活の変化でリフォームが必要になって見積もりを頼んだのに…。
1週間待っても2週間待っても一向にお返事が来ない!一体何をやっているんだ?こっちは急いでいるのに。
そんな事態になると困りますよね。
見積もりを依頼すると、担当者さんが現地訪問して見積もりをするための段取りをしてくれます。その時に会えるのはその担当者さんくらい(職人さんがついてこられることもあります)。
そのたった一人の担当者さんの見積もりが遅いだけで会社をダメと決めつけて断ってしまうのは、もしかしたら勿体ないことかもしれません。
■目次
平均的な見積もりの期間

1、フローリングや壁紙の張り替え … 3~4日
2、キッチン ユニットバス 水廻りリフォーム … 1週間。
1)同じマンション内などの同じ工事なら即日~数日のこともあります。
2)仕入れ値を確認するのに10日かかる場合もあります。
3、間取りを変更する造作工事 … 2~3週間。
戸建ての場合は設計士などが加わり構造上の問題を補強するための確認に時間がかかる場合があります。
リフォーム工事は一から作るのと違って、元々の建物の状態で予測不可能な追加工事が発生することがあります。
例えば工事をするために壁を剥がしてみたら、雨が染み込んでいて腐っていたり、シロアリの被害が見つかることなどがあります。
勿論その可能性も考えて見積もりしていくわけですが、膨大な材料の計算や、下請け会社からの見積もり待ち、職人さんの確保など思いの外手間がかかります。
といっても、見積もりが遅くなる原因は担当さんの段取りが原因であることがほとんどです。
担当者さんだって人間だもの…

見積もりが遅くなる原因として、以下の6つが挙げられます。
- どうしても忙しくて見積もりまでたどりつけない。
- うっかり見積もりを忘れていた。
- 「わざと」忘れたふりをする
- リフォームの知識がない新人が担当のため見積もりの作成ができない
- 意欲がない
- 内部での連絡ミス
どうにも忙しくて見積もりにたどり着けない。
許されることではありませんが、現在進行中の仕事がいくつかあって忙しすぎて見積もりが遅れることもあるんです。
また、例えばどこかで大きな地震があった後は「耐震リフォーム工事」が増えてしまったり、台風などの被害で修繕が多く入っているとどうしても遅れてしまうこともあります。

例えば…(チラ)

うっかり見積もりを忘れていました。
担当者さんだって人間だもの…
うっかりすることもあります。許されることではありませんが、人間ですから、忘れることもあります。

「わざと」忘れたふりをする

残念ながら実は受注したくないっていう、自然消滅を狙うヤカラがいるのも事実なんです。
頼まれたから見積もりの段取りをしたけれど、実際見てみたら、会社にとってはたいした儲けにならない案件で会った場合、正当な理由ではないので面と向かって断ることができず、自然消滅をねらうことがあります。


リフォームの知識が乏しい新人が担当のため見積もりの作成ができない

意欲がない



内部での連絡ミス



個人的には、うっかりさんもいるような会社が、僕は好きです。
ビジネスマンに、仕事のミスは許されないけれど、人間は、高性能なロボットじゃないんです。
うっかりさんがいて遅くなったりすることもあります。


担当者さんが会社の全てではない

担当者さんは会社の窓口。
確かに対応の仕方で会社の体質を垣間見ることはできますが、その担当者さんだけが会社の全てではありません。
もしかしたら転職してきたばかりで全然その会社に染まっていないこともあります。
「(担当した人の)見積もりが遅い = ダメな会社」 と決めつけるのは少し早いかもしれません。
機会があれば会社を覗いてみることをお勧めします。
見積もり待ちのお客様が来られるのを嫌がる会社はそれこそ問題があります。「近くを通りがかったので…。」と会社を覗いてみるのは会社を見極める一つの方法です。
会社の雰囲気はいいか。整理整頓されているか。…よく言われることですが、「トイレは綺麗か」。
担当者の方だけでなく、経営者や他の社員さんをじかに見ることで会社の雰囲気を感じることはできます。
そこを外してしまうおっちょこちょいさんもいるけれど、たった1回で見極めるのは勿体無いかも。

また、特に「不思議な世界」を信じるわけではないですが、仕事上、なぜか「うまくいかない相手」もいるものです。
いつもそつなく仕事をする人が、あるお客さんの案件だけはなぜか初めから終わりまでうまくいかない…と言うような。
その会社に見積もりを頼もうと思った理由がちゃんとあった場合、見積もりが遅いことだけで断るのは勿体無いと思います。
見積もりを無駄に待たないためにやっておくべきこと
1、いつぐらいに提出してもらえるのか最初に確認をしておく。
もし提出期限を守ってもらえなければ、その日を境に催促をしやすいです。
2、機会があれば会社の訪問を
見積もりを早く提出してどこよりも安いと言うのがいいリフォーム会社というわけではありません。実際に見てみると伝わってくることもあります。
遅くなるのは色々な事情があるもの。どうしてもこの会社に頼みたい!という気持ちがある場合、待ってでも工事を頼むのもいいです。

ネット社会になってきて、何かと検索してことを進めてしまいがちですが、実際に足を運んで自分の目で見て耳で聞いて感じることってあります。一度足を運んではいかがでしょうか?
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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