マンションの和室をリフォーム!モダン仕様で和室を生かす!!

 

マンションの和室、どのような使い方をなさってますか?

洋室のフローリングが主流になっている今、和室の生かし方って難しいですよね。

しかし、和室はうまく使うことで、リビングにしても恥ずかしくないほどのポテンシャルを秘めています。

ここでは、和室と洋室の共通点も踏まえながら、それを生かした和室を作る方法を考えていきます。

 

マンションの和室をリフォームでモダンにするコツ3つ

 

「モダン」とは現代的で今風な様子を指します。古風な和室を今風のモダンテイストにするには、ちょっとしたコツがあるのです。

 

色の選び方

日本古来の色「和色」をご存じですか?日本には昔から着物や和食器、和歌などの文学におけるまで、幅広く色に親しんできました。

西洋の色である「洋色」が285色であるのに対して、「和色」は500色近くになります。

これらの色を使うことで、モダンな洋室でも和室のテイストを持たせることが出来ます。

 

はるこ
「和食」?今しているのは色の話よ?

 

あつし
「和色」だよ。よく知られている色だと、「藍色」や「朱色」、カラスの羽のように真っ黒な「濡羽色(ぬればいろ)」なんていうのもあるよ。

 

はるこ
そういえば、私も若いころは「濡羽色」の髪を持つはるちゃんって近所では有名だったのよ。でね、あの頃はね・・・。

 

あつし
(なんだか、勝手にタイムスリップしちゃってる・・・)
 

 

建材の選び方

「和モダン」という言葉が使われるようになってから、和室と洋室の建材を混ぜるように使うことが多くなってきました。

天井はクロスを張りながらも竿縁(さおぶち)や梁(はり)は残してみたり、洋室の壁を土壁や砂壁にしたりと格式にこだわらない和室が人気になっています。

床の間に飾り棚を付けてみたり、障子や畳なども種類によって今風に見えるものが多くなってきました。

すべての建材を洋室に変えるのではなく、この後ご紹介していくように、和の雰囲気を生かしながらも洋の建築様式を取り入れることで洗練された「和モダン」な空間に出来ますよ。

 

素材の選び方

和風で思い浮かぶのは、土壁や砂壁、板の間や畳、柱や梁(はり)など、自然由来の素材が多く使われています。

壁紙や床、照明、家具などを選ぶ時にも無垢材や籐、紙素材など、自然素材を用いることで、和の雰囲気を取り入れることが出来ます。

特に、照明や家具を和風にすることで、アクセントとして和のワンポイントを簡単に入れられます。

 

部分別和モダンリフォーム方法とその費用

 

それぞれの部分別にリフォーム方法とその費用を見ていきます。

 

和室の場合、壁は真壁造り(しんかべづくり)と大壁造り(おおかべづくり)に分けられます。

真壁造りとは、伝統的な日本家屋によく見られる工法で、壁の外に柱が見えている壁のことを指します。

これに対して、大壁造りとは表から柱が見えない、洋室に近い構造になっています。

マンションでは大壁造りのことが多いですが、真壁づくりの場合は石膏ボードで厚さを調節しながら行います。

 

引用:トマトハウス

 

  • 大壁造り⇒クロス張り  

今ある壁材を使うため、作業としてはクロスの張り替えのみなので、費用が安く上がります。 

 

  • 真壁造り⇒クロス張り  

真壁造りの柱の間の壁をクロス張りしていく方法です。

もとの和室の柱がしっかりと見え、その間を洋風の壁が埋めていくため、和洋折衷の和モダンな雰囲気が漂います。

 

  • 真壁造り⇒大壁造り⇒クロス張り  

もとの和室の柱をしっかり隠すことで、最初から洋室だったような空間に出来上がります。

洋室から続き間の和室をつなげて、一部屋にする場合などに有効です。

 

【6畳の壁リフォームの目安】

大壁造り⇒クロス張り  クロス張替のみ 3~5万円程度
真壁造り⇒クロス張り 砂壁、土壁などの下地調節後、クロス張り  10~15万円程度 
真壁造り⇒大壁造り⇒クロス張り  柱も含めた下地調節後、クロス張り 15~20万円前後

 

天井

続いては、天井です。天井を張り替えるだけでも、雰囲気はかなり変わってきます。

マンションの和室の天井の張り方は、主に「クロス張り」と「板張り」になっています。

クロス張りでも板張りのようなクロスもありますし、板張りであっても目地を埋めることでクロス張りにすることが可能です。

また、クロス張りから無垢材や合板を使った本物の板張りにも出来ます。ですが、その場合、材料によっては高額になる可能性があります。

 

【6畳の天井リフォームの目安】

クロス張り⇒クロス張り クロス張替のみ  3~5万円程度
クロス張り⇒板張り 目透かし天井もしくは竿縁天井  5~15万円程度
板張り⇒クロス張り  目地を埋める下処理後クロス張替 4~6万円程度

 

「目透かし天井」と「竿縁天井」
一般的な天井の板の張り方です。

「目透かし天井」とは板同士の隙間を少し開けて貼る方法で、「竿縁(さおぶち)天井」とは、板の上から「竿縁」と呼ばれる細い木材を張り付けて支える方法のことを指します。

 

あつし
板張りにする際には、板が化粧板や合板、無垢材など種類によって金額に大きく差が出るので、注意が必要です。

 

和室の床といえば、なんといっても畳ですね。これを、モダンな畳に変えたり、床を板張りに変えることで、現代風のイマドキ和室になりますよ。

  • モダン畳

最近流行っているのは琉球畳をはじめとする「半帖畳」です。

色を互い違いにしたり、様々な色を取り入れることによって現代風のアレンジを簡単に加えることが出来ます。

また、畳は同じ大きさのものを組み合わせることが決まりでしたが、最近は「乱敷き畳」という色々な長さの畳を組み合わせるものも出てきています。

 

引用:モダン乱敷き畳

 

  • 板の間

現代では和室の畳より洋室に合わせてフローリングが主流になってきました。

ですが、日本でも昔から高価で手間が必要な畳より、手軽な板の間が好まれていました。

昔話や時代劇などでも、囲炉裏のある板の間を見かけたりします。

ですから、板の間としてフローリングを取り入れてみるのもいいでしょう。

 

引用:河原工房リノベーションスタジオ

 

最近は畳の上から置ける、置き敷き用フローリングや床タイル、ウッドカーペットもあります。

詳しくはこちらをご覧ください。

畳からリフォーム!!憧れのフローリングへDIYする方法!!

2019年9月29日

 

【6畳の床リフォームの目安】

畳⇒モダン畳 畳を琉球畳に交換 10~15万円程度
畳⇒床張り替え 畳を剥がし、下地処理後板張り   15~25万円程度
畳⇒重ね張り  畳の上から置き敷き用フローリングでDIY 2~7万円程度

 

モダンな照明や建具の選び方

 

照明や建具に和風の色や素材を取り入れることで、和モダンの部屋にすることが出来ます。

壁や天井、床と違って、大がかりなリフォームを必要とせず、手軽に雰囲気を変えられます。

ここでは、その種類を見ていきましょう。

 

照明

基本的に、マンションは天井に引掛けシーリングという器具がついており、天井に直接張り付くようなシーリングライトや吊り下げるペンダントライトが付くようになっています。

このシーリングライトやペンダントライトに、和紙や木などの天然素材を使うことで、和の雰囲気を持たせることが出来ます。

 

引用:林工芸「シーリングライト CL-30」

 

また、日本では古くから「行燈(あんどん)」という形で、部屋に間接照明が置かれていました。

洋風にいえばスタンドライトです。こちらも「和モダン」でLEDのものが増えてきています。

 

引用:Lighting Factory

 

障子

障子も和室では欠かせないものです。最近では「障子戸」とも呼ばれ、モダンなものも増え、個性的なものも多いです。

カラー和紙といって、色付きの和紙を何色か組み合わせて貼ったり、組子障子を引き戸として使う方法もあります。

また、DIYしやすいので、お好きな切り紙や布を張ることも出来ます。

 

<組子障子>

引用:伝統とモダンの融合

 

襖(ふすま)や押し入れ

和室につきものなのが襖や押し入れです。

襖も障子と同様、モダンな襖紙や洋室の壁紙を張るなど、自由になってきています。

各メーカーからも「戸襖引戸(とぶすまひきど)」といって和室側からは襖で洋室側からは引戸になるようなものも発売されています。

 

引用:YKKAP「戸襖引戸」

 

押し入れや床の間もリフォームすることで使い勝手がぐっと良くなります。

飾り棚を付けたり、クローゼットにしたり、趣味の部屋や書斎にする方もいます。

 

 
 
 
 
 
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札幌でリフォーム「イメージクラフト」さん(@imagecraft_sapporo)がシェアした投稿

引用:インスタグラム

 

床の間の利用方法については、こちらでもご紹介しています。

【和室リフォーム】床の間を有効活用!インテリアはモダンですっきりと!

2019年4月25日

 

このように、和室は一緒に使うインテリアによっても違った表情になります。

こちらでも和室に合うオシャレなインテリアをご紹介しております。ご参考ください。

【和室リフォーム】インテリア実例!6畳のおしゃれコーディネート!

2019年4月26日

 

マンションで和室をリフォームする際に注意しなければいけないこと

 

マンションのリフォームではいくつか注意しなければならないことがあります。

 

専有部分と共有部分に注意する

専有部分とは、自分たちの住んでる家の居住スペースです。

対して、共有部分とは、廊下やエレベーターなどそのマンションの住人が自由に使えるスペースになります。

これには、自室のベランダや、隣の部屋と接する壁のコンクリートも含まれます。

個人で勝手にリフォームは出来ません。

 

引用:ISIDE住宅情報

 

管理規約をしっかり読む

専有部分のリフォームであっても、床材や工法などは詳しく定められています。

よく聞くのは、床の「遮音等級」です。

これは、下の部屋にどれだけ音が伝わりやすいかを定めたもので、大体のマンションではLL45等級以下などと決められています。

ですから、それ以上の等級のフローリングは使えません。

また、床仕上げ材を変更することが出来ない場合もあります。

このような規定を事前に知っておくことで、リフォーム時の失敗がなくなるでしょう。

 

床の防音についてはこちらにもまとめてあります。

マンションの床の防音リフォームどうする?工事前の基礎知識

2019年6月19日

 

管理組合への申請は必ず行う

たとえ専有部分だったとしても、事前に管理組合に届け出て、理事長の承認を得なければいけません。

これは、工事の内容が適切であるかどうか、またマンションの住人にリフォームを周知する必要があるためです。

届け出には工事仕様書や工程表など、マンションによって必要なものが決まっていますので、早めに管理人さんに話を通しておきましょう。

 

賃貸の場合のリフォーム

今まで部屋を貸りている場合は、原状回復が原則でした。

また、貸主の了承がなければ、修繕も出来ませんでした。

ですが、空き家対策のため、2014年の国土交通省が打ち出したガイドブックでは、

 

国土交通省では、工事費用の負担者が誰かに関わらず、借主の意向を反映して住宅の改修を行うことができる賃貸借契約やその物件をDIY型賃貸借として定義し、その普及に努めています。

このガイドブックは、費用を借主が負担してDIY工事を実施する場合を想定して、考え方や手順をご紹介します。

引用:国土交通省「DIY型賃貸借のすすめ」

 

という新しい賃貸借の形が打ち出されています。

これによって、DIY型賃貸借の契約を結べば、借主負担で自由にリフォームして住みやすくDIY出来るようになりました。

ですが、あくまでも「貸主の同意があれば」の話です。

部屋は借りているものですので、貸主の許可は必須になります。

 

「マンションの和室をリフォーム!モダン仕様で和室を生かす!!」まとめ

 

和室は、洋風な家が立ち並ぶ昨今では、あってもなくてもいいものとして認識されつつあります。

しかし、ここでご紹介したように手を加えてあげることで、古き良き日本文化とモダンな西洋文化をいかしたスタイリッシュで新しい和室を作り出すことが出来ます。

 

和室をモダンに知るコツ
  1. 「和色」を選ぶ
  2. 和洋折衷にする
  3. 自然素材を中心にする

 

リフォームをする際は、たとえ専有部分であっても、集合住宅である以上、周りへの配慮を欠いてはいけません

近隣住人との付き合いは昔より希薄になり、近隣トラブルも増えてきました。

「管理規約を守ること」や「事前申請」、「貸主の許可」など少々面倒に感じるかもしれませんが、せっかくのリフォームにケチが付かないように、しっかりと対応していくことが大切です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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