マンションの床の防音リフォームどうする?工事前の基礎知識

 

マンションに住んでいて小さなお子さんがいたりするとバタバタと走り回る音が気になりますよね。

僕自身は、「小さい子がいるんだし、ある程度は仕方ないかな」と思っていますが、中にはそう思わない人もいます。

 

そこに長く住むならトラブルは避けたいもの。

なるべく音が伝わらないように床の防音リフォームをしよう!と思う方は多いのではないでしょうか。

 

床の防音には色々な方法があり、大規模なリフォームをしなくても自分で工夫して手軽に防音することもできます。

ただし、マンションだからこその注意点もいくつかあります。

「せっかくリフォームしたのに、結局意味なかった・・・」

なんてことにならないように、基礎知識を抑えておきましょう!

 

防音リフォームの基礎知識

あつし
防音でイメージするものってなに?

はるこ
音楽家の家かしら?それか、音楽好きの家!
防音してたらハードロックとか大音量で聴けるわよね♪

あつし
え!母さん、ハードロックとか聴くの?

はるこ
いやね、イメージよ!イメージ!

あつし
そっか、そうだよね
(最初にイメージするのがハードロック??)

あつし
音楽もそうだけど、例えば洗濯機のガタガタっ!って音とか、子供が走るバタバタっ!って音とか、ちょっとした生活音とか音にも色々あるし防音の目的も人それぞれだよね

はるこ
確かにそうね。特別音楽が趣味じゃなくても防音したいときはあるわよね。
特にマンションならお隣さんとか下の階に配慮しないと・・・

あつし
だから、まずはどんな風に防音するかをイメージするために基礎知識について教えるよ!

 

防音というと、

  • 楽器の練習をする人
  • 大音量で音楽を聞く人
  • レコーディングをする人(外からの音を減らしたい人)

などなど音楽関連が思い浮かびます。

 

ですが、防音の目的は人それぞれ。

楽器の練習をしたい人と、撮影や録音をしたい人と、子供の足音を何とかしたい人とでは防音の方法が異なります。

まずは防音の基礎知識について知っておきましょう!

 

遮音と吸音

防音」のほかに「遮音」や「吸音」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

防音は簡単に言うと「音を漏らしたり音が入ってくるのを防ぐ」ということ。

概念的な言葉であり、防音の具体的な対策が「遮音」や「吸音」です。

 

では、遮音と吸音の違いについて見ていきましょう。

 

遮音とは

・音を遮断して漏らさないようにする。
・音を跳ね返すことで遮断。
・効果的な素材はコンクリートや鉄板など。

 

あつし
遮音は比較的簡単にできる対策です

 

吸音とは

・音のエネルギーを吸収する。
・反響を抑えることができる。
・効果的な素材はグラスウールやウレタンフォームなど。

 

あつし
吸音は反響を抑えることができるのでレコーディングルームなどに最適!

 

遮音は音を跳ね返して遮断するという特徴があります。

壁で遮音、窓で遮音、床で遮音・・・というように、遮音性を上げすぎると反響音も大きくなって音が聞き取りにくくなります。

電話している相手が音が響く場所にいたりするとすごく聞き取りづらいですよね。

 

逆に吸音性を上げすぎると、反響音がなくなってしまうので音楽を楽しみたい方には少し物足りないかもしれません。

 

防音リフォームを考えるときには遮音と吸音のどちらも大切です。

まずは遮音対策をして、目的に合わせて吸音対策も取り入れるといいでしょう。

 

軽量衝撃音と重量衝撃音

防音リフォームをするときに大切なのが軽量衝撃音重量衝撃音です。

遮音等級を確認するときに役立つのでぜひ覚えてくださいね!

(遮音等級についてはこの後詳しく紹介します)

 

軽量衝撃音はスプーンなどの小物を落としたり、スリッパやハイヒールで歩いたときのような小さくて高く、軽い音です。

音で表すなら「こつん」「ぱたん」。

遮音等級はLLで表されます。

軽量衝撃音の対策は、ふわふわしたもので吸音するというイメージです。

 

それに対して重量衝撃音は重いものを落としたり、子供が走り回ったときのような大きくて低く、鈍い音です。

音で表すなら「どすん」。

遮音等級はLHで表されます。

重量衝撃音の対策は、硬くて重いもので遮音するというイメージです。

 

ここで、マンションでの生活に関するアンケート結果を見てみてください。

 

引用:Housing News Online

 

 

気になる生活音1位が足音です。

きっと、読者様が防音したいのも子供が走り回ったり飛び跳ねたりするときに出る重量衝撃音のほうではないでしょうか。

 

重量衝撃音は建物の構造で伝わり方が決まってしまうので、対策が難しいと言われています。

防音を謳った製品もたくさんありますが、対応しているのは軽量衝撃音のほうだったりします。

 

重量衝撃音に対応した製品で自力で防音するという方法もありますが、僕はプロに依頼して防音することをおすすめします。

 

遮音等級

遮音等級は、上の階で出した音が下の階でどのように聞こえるかという指標でL値で表されます。

先ほど紹介したLL(軽量衝撃音)とLH(重量衝撃音)のことですね。

単にLで表されるときは、軽量・重量の区別なくどう聞こえるかを表しています。

 

Lの後の数字が小さいほど遮音性能が高くなります。

 

引用:日本複合・防音床材工業会

 

共同住宅であるマンションは大体L-45以上の性能が求められることが多いです。

 

マンションの床の防音リフォーム

はるこ
防音ってカーペット敷くだけだと思ってたわ・・・

あつし
カーペットでも簡易的な防音はできるけど、ドスン!バタン!っていう大きい音は難しいよね

あつし
防音リフォームを業者さんにお願いする場合の方法について紹介するよ!

 

マンションで床の防音リフォームをするなら

  • 床材の変更
  • 床の構造の変更

の2つの方法があります。

 

構造を変えたほうが遮音性能も高くなりますが、価格は少し高めです。

求める防音のレベルや目的に合わせて選びましょう。

それぞれ詳しく紹介します。

 

床材の変更

フローリングか、その下の下地で防音するという方法です。

 

フローリングには合板のフローリングと無垢フローリングの2種類があります。

合板フローリングの場合、遮音性能のあるフローリング材がたくさんあります。

下の写真のように、裏側にゴムやフェルトが貼ってあるものですね。

 

引用:toolbox

 

遮音等級も色々あるので、自分のマンションの防音基準に合わせて選びましょう。

 

裏側に防音のための素材が貼ってあるため、通常のフローリングに比べてふわふわとした柔らかい踏み心地が特徴です。

遮音性能が高くなるほど柔らかく感じるため、一度ショールームで踏み心地を確認するといいですね。

 

遮音フローリングに張り替えるリフォームは25万円~30万円が価格相場です。

 

一方、無垢フローリングの場合、フローリングそのものに遮音性能はありません。

なので、遮音マットを敷くなど下地で防音処理する必要があります。

このリフォームは35万円~80万円が価格相場です。

 

遮音フローリングを張り、その上から無垢フローリングを重ね張りするという方法もあります。

 

フローリングの重ね張りについて別の記事で詳しく解説しています。

併せてチェックしてくださいね。

リフォームでフローリングを重ね張りしたい!!貴方が確認すべき3項目

リフォームでフローリングを重ね張りしたい!貴方が確認すべき3項目

2019年6月17日

 

床の構造の変更

もう一つのリフォーム方法に「二重床工法」があります。

マンションは通常コンクリートスラブという躯体(建物の骨格)の上に床材を直張りしています。

二重床工法はコンクリートスラブに金属製の柱を立て、その上に床材を張ることでフローリングを浮かせるという方法です。

 

引用:リノまま

 

二重床にすることでフローリングを直張りするよりも遮音性が向上します。

床の振動がスラブに伝わりにくくなるからですね。

 

スラブと床材の間に新たにできた空間で音が反響するのを防ぐために、グラスウールを敷き詰めるのが一般的です。

 

二重床工法のリフォーム費用は60万円前後

二重床にすると床の高さが上がる分、天井が低く感じるので注意が必要です。

 

マンションの床をDIYで手軽に防音

はるこ
床の防音リフォームって大掛かりなのね

あつし
そうだよね。とりあえず、簡易的なものでいいから防音したい!って時には自分で工夫するのもオススメだよ

 

床の構造や床材を変更するようなリフォームは大掛かりで費用も高額。

防音の必要性を感じていても一歩踏み出せない方は多いですよね。

そんな時には敷物で工夫するのがおすすめ!

ただ、当然ですがリフォームと比べて遮音性は劣るのであくまで簡易的なものと割り切ってくださいね。

 

具体的には防音カーペット防音マットの2つの方法があります。

 

防音カーペットはふかふかの裏地がついたカーペットで軽量衝撃音に効果があります。

 

引用:ピアリビング

 

防音マットはゴムなどでできたマットで重量衝撃音に効果があります。

 

引用:Amazon

 

振動が伝わるのを防ぐことができるので、打楽器やトレーニングマシンの下に使う方も多いです。

 

あつし
防音カーペットと防音マットの合わせワザがおすすめ!

 

種類にもよりますが、防音性能の高いものだと結構厚みがあり段差ができてしまいます。

小さなお子さんだとつまづいて危ないので見切りをつけると安心ですね。

 

引用:カーペットマート

 

マンションの床の防音リフォームで注意すること

はるこ
床が防音仕様になったらマンション住まいでも安心ね!

あつし
でも、マンションだからこその注意点もあるよ。
そもそもリフォームができないこともあるからよく確認しないとね!

 

マンションは戸建てと違って独立していませんよね。

近隣住民への配慮として気をつけなければいけないことが2つあります。

トラブル防止のため、必ず確認してくださいね!

 

管理規約をチェック!

マンションには管理規約があり、リフォームについても取り決めがあります。

 

床のリフォームについては

  • 近隣住民の同意が得られればOK
  • 規約で指定された防音基準を守ればOK
  • リフォーム禁止

の3パターンがあります。

 

規約をよく確認してみたら、リフォームしてはいけない物件だった・・・ということもよくあるので事前に確認しておきましょう。

また、基準を満たしてリフォームする場合でも着工前に管理組合から承認をもらうことが大切です。

承認申請はリフォーム業者さんが代行してくれたりするところも多いですよ。

 

近隣住民への挨拶

床材を張り替えたり、床の構造を変えるような大規模なリフォームは工事のときに大きな音が出ます。

トラブル防止のために防音リフォームをするのに、その工事の騒音のせいでトラブルになってしまっては本末転倒ですよね。

 

トラブルを避けるためには工事の前に近隣住民に挨拶しておくことが大切です。

あらかじめ、工事の期間や時間帯を確認しておき「大きい音が出る」ということと一緒に伝えておきましょう。

 

リフォームするときの挨拶について別の記事で紹介しているので参考にしてくださいね!

リフォーム注意!!朝から工事されたらうるさい!ご近所さんは大丈夫?

2019年5月14日

リフォームの挨拶マニュアル!手土産は何がいい?

2019年3月21日

 

マンションの床の防音リフォーム まとめ

 

・求める防音性能に合わせてリフォームする

防音には遮音吸音があり、床への音には軽量衝撃音重量衝撃音があります。

プロの業者にリフォームを依頼したり、防音仕様の敷物で工夫する方法もあります。

 

単に「防音」と言っても目的によって防音の方法は異なります。

目的やライフスタイル、求める防音レベルに合わせて適切なリフォームをしましょう!

 

・管理規約を確認する

いざ「床の防音リフォームをしよう!」と思ってもリフォームそのものが禁止されていることもあります。

事前にしっかり確認しておき、管理組合の承認を得た上で防音基準を満たしたリフォームをしましょう!

 

・近隣住民への配慮を忘れずに

マットを敷くだけの自分で出来る工夫は別にして、防音リフォームには大きな音が出ます。

せっかくトラブル防止のために防音リフォームをするのですから、お互いに納得できるよう事前に挨拶しておきましょう。

 

また、いくら防音を施しても防音性能を上回るほどの大きな音を出せば下の階に伝わってしまいます

「防音リフォームしたから安心!」と思うのはちょっと危険。

下の階の方やお隣さんとは普段からコミュニケーションを取り、「音が迷惑になっていないか」を聞いてみるといいですね。

 

 

マンションは窓の遮音性が高いので、外からの音が聞こえづらい分、建物内部の生活音などが気になってしまいます。

「自分の家の音が迷惑になってないかな?」と思ったときに考えるのが防音リフォーム。

 

床の防音リフォームは自分で手軽にできる方法もたくさんあります。

近隣住民に配慮し、お互いに気持ちよく生活できるようにしましょう!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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