
以前に賃貸での壁紙DIYについて記事にしました。よければ読んでください!


国産壁紙はホテル、病院などの幅広く使われています。そんな国産壁紙は比較的に安価で、扱いやすい壁紙でもあります。
今回は比較的安価な国産壁紙の事や施工方法、100円ショップの壁紙についても書いていきたいと思います。

■目次
国産壁紙とは
比較的リーズナブルな壁紙で、日本では主にこの壁紙が主流です。
ほとんどのモノが表面が「塩化ビニール」で裏面は「紙」でできて、幅は約90cmが主流になっており両端に「ミミ」と呼ばれる部分があります。
また国産壁紙には一般普及品と量産壁紙というモノに分かれます。
一般普及品では特殊な機能を追加、プリントするなど凝っているので「量産壁紙」より値段が高いです。
対照的に「量産壁紙」は安く、その理由としては
- 一度に大量に生産するため
- 一般的な普及品とは違い、機能の加工が少ないため、コストを抑られる
- 色の幅が少なく、印刷コストを抑えている
などがあります。


壁紙メーカー
リリカラ
主にLL-〇〇やLV-〇〇などリリカラの頭文字である「L」とカタログ名の頭文字から取った壁紙が多いです。
最近のリリカラでは「kioi」と言った友禅やゆかた、小紋などの和風を意識したデザインが特徴的です。

引用:リリカラ
カタログURL:リリカラ
サンゲツ
クロス分野で国内シェア50%程のを誇る会社です。
ホームセンターやテレビでもよく見られる「サンゲツ」は1851年に創業され、インテリア業界の老舗です。
壁紙の特徴は主に「サンゲツ」特有の機能、汚れが落としやすく傷に強いクロスやダニアレルゲンを約80%、花粉を約61%程抑制するクロスなど高機能なモノが多いです。
また老舗でもあり、壁紙の種類が5000以上に及び、幅広く販売されています。

引用:サンゲツ
カタログURL:サンゲツ
シンコール
聞いた事がないという方がいらっしゃるかもしれませんが、「シンコール」は北海道から沖縄まで全国のグループが営業展開をしている国内最大級のインテリアメーカーです。
直販ブランドメーカーでもあり、生産から問屋すべてしています。
壁紙では「ウォーリーを探せ」や「キキ&ララ」、「journal standard Furniture」など幅広くコラボレーション壁紙が多く、カタログを見てるだけでも楽しいです。

引用・カタログURL:シンコール
ルノン
住江織物株式会社の子会社で、1932年に創業されました。
部屋の空気を綺麗にするという点でいち早く注目したメーカで、商品の中に「空気を綺麗にする壁紙」があり、消臭効果などで有名で、ディズニーともコラボしています。

引用・カタログURL:ルノン
東リ
カーペットなどで有名な「東リ」ですが、壁紙やカーテンなど幅広いジャンルを取り扱っています。
壁紙では、最近発売された「リアルデコ」はリアルな質感とつや消しを施した、上品な雰囲気の壁紙が特徴です。
また独自の機能である「フィルム抗菌汚れ防止壁紙」という汚れに強い壁紙もあります。

引用:東リ
カタログURL:東リ
トキワ
1961年から壁紙の生産を始めた、また施工効率を良くするために厚くて仕上がりが良い、日本初の発泡壁紙を発表した会社です。
スポーツ選手が身に付けているファイテンの技術「アクアチタン」を含んだ壁紙を生産しており、カラダにやさしい壁紙です。
商品ではジャンプで有名な「ワンピース」とコラボしています。

引用・カタログURL:トキワ



のりつき壁紙(国産壁紙)
その名の通り最初から糊(のり)がついている壁紙で、多くの種類やリーズナブルであるところが人気です。
この「糊(のり)」というのが、でんぷん系の糊で、日本の壁紙の施工でよく使われるものです。
糊(のり)が乾くまで、位置調整や貼り直しもしやすく、初心者にもおすすめです。
しかし壁紙にもよりますが、到着後、2~3週間の間に施工をしないと糊(のり)が乾いて接着しづらくなるので気をつけなければなりません。
施工方法
引用:YouTube
1枚目を貼る
- 古い壁紙を剥がす
- 壁に基準線を引く
- 壁紙を「貼る壁の高さ+10cm」のサイズにカットする
- 壁紙の端を基準線に合わせて手や撫で刷毛でしっかりと貼り付ける
- 上下左右余った壁紙をカットする
- 汚れた部分をスポンジなどで拭き取る
2枚目を貼る
- 1枚目についているサイドテープを剥がす
- 壁紙を「貼る壁の高さ+10cm」のサイズにカットする(柄付きの壁紙なら柄に合わせた高さに)
- 壁紙を手や撫で刷毛で貼り付けていく
- 上下左右余った壁紙をカットする
- 1枚目と2枚目の壁紙を重なるようにカットする
- 汚れた部分をスポンジなどで拭き取る
- ジョイントローラーでつなぎ目を圧着する
最後の壁紙を貼る
- 残りの壁巾+10cmの巾にカットします。
- 「2枚目以降を貼る」の③~⑦をして完成です。
1m・・・約500円~

のりなし壁紙(国産壁紙)
のりなし壁紙は最初から糊がついていない状態の壁紙です。
別で糊や両面テープなどを購入して施工します。
のりつき壁紙と違い、施工する時間は自由で、お仕事が忙しくて一気に壁紙をリフォームできないという人におすすめです。
また壁紙だけではなく、壁面につるしたり、撮影用の背景にするなど色々な使い方もできるのが、のりなし壁紙の特徴的なところです。
施工方法
引用:YouTube
1枚目を貼る
- のりを作る
- 壁に基準線を引く
- 壁紙を「貼る壁の高さ+10cm」のサイズにカットする
- カットした壁紙の裏にのりを塗る
- 壁紙の端を基準線に合わせて手や撫で刷毛で貼り付ける
- 上下左右余った壁紙をカットする
- 汚れた部分をスポンジなどで拭き取る
2枚目を貼る
- 壁紙を「貼る壁の高さ+10cm」のサイズにカットする
- カットした壁紙の裏にのりを塗る
- 壁紙の端を基準線に合わせて手や撫で刷毛で貼り付ける
- 上下左右余った壁紙をカットする
- 汚れた部分をスポンジなどで拭き取る
- ジョイントローラーでつなぎ目を圧着する
最後の壁紙を貼る
- 残りの壁巾+10cmの巾にカットします。
- 「2枚目以降を貼る」の②~⑥をして完成です。
1m・・・約360円~



100円ショップの壁紙ってどうなの?







まとめ
安く壁紙をリフォームするのなら、100円ショップの壁紙もあるのですが、国産壁紙と比べるとやはり安っぽく見えてしまいます。
また国産壁紙は糊やテープなどでしっかり固定するので剥がれる心配もなく、施工は少し手間はかかりますが、楽しいかと思います!
国産壁紙はサンプル販売などしているので、100円ショップの壁紙と一度違いをご自分の目で確かめる事をおすすめします!
他にも壁紙を使って安くて簡単にDIYできますよ!
床のリフォームについても記事にしましたので、ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!