
最近のお家はフローリングが主流となってきているせいか、畳のある和室は珍しくなってきましたね。
和室と聞くと中には、「和室のあるお家は田舎のおばあちゃんの家」「障子が古臭い感じ」というイメージの方もいるのでは・・・?
でも、最近では「和モダン」という言葉も流行っているほど和室ブームが到来しています。
やっぱり日本人と言えば畳・・・。
畳の上にゴロンと横になると気持ちいいですよね!
今回はそんな和室をオシャレに見せることが可能なインテリア「カーテン」と「障子」についてご紹介したいと思います。
「和室にカーテン!?」と思われてたり、逆に「障子って古臭い印象」と思われている方は必見ですよ!

■目次
和室リフォーム 【カーテン編】



今回は母さんの固定概念を完全に無視して考えてみてね。まずは、カーテンにするメリットを説明するね。
和室をカーテンにするメリット① 障子と違い管理する手間が省ける


母さんいつも空気が入ったりして上手く貼れたためしがないのよね。

小さい子どもがいる家は、子どもに破られることを考えてもカーテンの方が絶対に良いよね。

お友達のお家も孫が遊びに来るたびに障子を破られるって嘆いてたわ。張り替えてもすぐに破られるから、最近は諦めたみたいよ。
障子は、独特な雰囲気や通気性の良さなど魅力もたくさんありますが、白い和紙のため汚れやすく張り替え作業が必要になってきます。
また、障子の枠にホコリもたまりやすいので定期的に掃除をしないと汚れが目立ちます。
カーテンであれば汚れも付きにくいし目立ちません。汚れた際も簡単に取り外して洗うことが出来ます。



和室をカーテンにするメリット② 畳の日焼け防止

太陽が強い地域だと障子では光を遮れずに畳が変色してしまうことがあります。
見た目も良くないですし、紫外線による畳の変色は畳を痛める原因にもなります。
せっかくの畳、長く大事に使いたいですよね。


和室をカーテンにするメリット③ 光を遮る

和室の窓は、ガラス窓を設置してその内側に障子をつけることが多いです。
ガラス窓と障子で和室に入ってくる冷気を遮断したり、太陽の光を和らげたりしています。
ですが、和室の障子は太陽の光を和らげるものなので、遮光カーテンのように光を遮断することはできません。

和室カーテンの選び方

リビングに取り付けるカーテンは、リビングの雰囲気に合わせて選びますよね?
和室のカーテンも同様で、和室の雰囲気を壊さないカーテンを選ぶことが大切です。

一般的な和室の特徴は、派手な色や柄の物が使われておらず色味が統一されています。
そのため建具や合わせる家具も木や竹、イグサなど自然素材でできたものを合わせることが多くなっています。
カーテンは和室と同系色のブラウン・グリーン・ベージュのようなアースカラーを選び、ナチュラル系にまとめると失敗が少ないです。
また、畳のヘリの色やふすまの色に合わせてカーテンの色を選ぶと、部屋の中に統一感が生まれ、まとまりのある部屋になります。
和室全体が自然素材で作られているので、綿や麻を使用した天然素材のカーテンがおすすめです。



和室カーテンの取り付け方

やっぱりカーテンレールから取り付けるのかしら?

カーテンレール自体はホームセンターや通販なんかに売ってるし、取付も簡単に出来るよ。なんなら内装屋さんにきてやってもらうってことも出来るし。


和室に取り付けるカーテン選びによくある失敗談は、「普通の規格のカーテンよりも短すぎる」ということです。
購入を決める前に、しっかりと採寸してから注文・購入しましょう。
寝室にしている和室、カーテン買おうとホームセンターに行ったのだけど、サイズが特殊で、フルオーダーでは給料足らないことが判明したので帰宅。
— 首肩背中膝栗毛 (@hellneartaken) 2016年6月26日
引用:twitter

和室リフォーム 【障子編】

白い和紙の障子。破れやすくて張り替えるのが面倒・・・そんなイメージが強いのでは?
「和室にカーテン」という意外な発想をご紹介しましたが、実は障子も進化しているんです!
張り替えは不要!?破れない素材の障子
引用:Youtube
障子と言えば「和紙」をイメージするかと思いますが、プラスチック障子紙というものもあります。
プラスチック障子紙は、和紙を薄い塩化ビニール2枚の間に挟んだものとなっていて、 触った感じは薄いプラスチック下敷きのような感じです。
が、塩化ビニールは透明なので見た目は和紙の障子紙と相違ありません。
プラスチック障子紙は、和紙の障子紙よりもはるかに破れにくく、汚れても水拭きをすることが可能です。
ですが、値段が高く通気性が悪いという点がデメリットとして挙げられます。



障子もオシャレに!カラー和紙
障子が破れるたびに補修するのってすごく手間ですよね・・・。
そんな母さんみたいな面倒臭がりな人にピッタリなのが「カラー和紙」になります。


息子が障子を破ったのでカラー和紙を貼ってみた pic.twitter.com/SlCcCMko1i
— カプリコ (@evesyusyu) 2015年10月25日
引用:twitter

真っ白な障子紙も飽きがこなくて素敵ですが、たまにはカラフルな障子紙を使って、気分を変えてみてはいかがですか?


色のトーンも合わせるとプロがしたようなデザイン性の高い障子が出来上るみたいだよ。
楽しいよ~ヾ(*´∀`*)ノ💕
前から障子貼り替えで遊ぶの好きなの💕
(って言ってもカラー和紙の組み合わせで楽しむ程度だけど) pic.twitter.com/Hhq95rBKUR— しま (@shima_DM0824) 2018年7月23日
引用:twitter
「カーテン」「障子」どちらが良い?
「和室にカーテン!?」と思った方、実は和室に似合うカーテンはたくさんあります。
和室に似合う素朴な柄のカーテンや障子柄のカーテンなんかもあるみたいなので是非探してみてくださいね。
「なかなかイメージがつかない」って方は、実際に住宅展示場なんかで和室のカーテンを見てみるとイメージがわきやすいと思います。
「障子なんて古臭い!」そう思った方はカラー和紙を使ってみてデザイン性のあるオシャレな和室を作ってみてはどうですか?
値段もお手頃ですし、簡単に貼り付けることが出来ますので是非チャレンジしてみては?
自分で貼った障子って愛着がわくと思いますよ。
カーテンも障子も、メリットもあればデメリットもあります。
それぞれの良い所と悪い所を考えながら、素敵な和室づくりのインテリアを検討してみて下さい。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。