エコキュートは断水時の心強い味方?知っておきたい取り扱い方法 

 

毎日家庭で使うお湯をつくってくれるエコキュート

空気の熱を使ってお湯を沸かすヒートポンプ技術を使い省エネ経済的であることから、数ある給湯システムの中でも高い人気を誇っています。

オール電化の住宅が増え、設置されている方も多いのではないでしょうか。

 

ところで、水道工事や万一の災害などが起こった場合、断水すると水道から水が出なくなりますよね。

エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットがセットになっている装置で、ヒートポンプユニットで沸かした水を貯湯タンクユニットにためる仕組みです。

このエコキュート、断水時にはどうなるか知っていますか?

通常通り使えるのでしょうか。

 

僕が調べていると、近所の方が「エコキュートがあると断水時に心強いよ」と教えてくれました。

心強いって一体どんなことか気になりますよね。

 

そこで今回調べたのはこちらです。

 

  • エコキュートは断水したときにどう心強いのか
  • 断水したときにどんな状態になるのか
  • 断水したときの取り扱い方法
  • タンクのメンテナンス

 

この4つについて詳しく紹介していきますね。

 

【断水時の心強い味方!】エコキュートはタンクの水が取り出せる

 

エコキュートには毎日自動でお湯を沸かしてくれる機能や、追いだき、保温など多くの便利な機能があります。

リモコン一つで操作でき、ボタンを押すだけで浴槽にお湯をためられるため、とても便利ですよね。

でもそれだけではなく、なんと断水時にはタンクにたまっている水を取り出して使える機能もあるのです。

 

断水とは

断水とは 災害、事故など何らかの理由で水の配給が止まること。 

 

断水したときに困るのは、以下のように水を使う場面ですよね。

 

  • トイレを流したい
  • 手や顔を洗いたい
  • お皿などを洗いたい

 

このように、日常生活で水を使いたい場面はたくさんあります。

断水したときに日常と同じように水を使いたいと思っているなら、ポリタンクなどに多くの水をためて備えておく必要があります。

でも、なかなか断水時のことまで考えて十分な量の生活用水を備えることは難しいですよね。

 

ですが、エコキュートが設置してあれば貯湯タンクにためてある水を、必要なときに取り出して生活用水として使えます

災害などでいつまで断水が続くか分からないときは、このエコキュートの水がとても役に立ちます。

 

取り出せる水の量

貯湯タンクに満タン(300~500L)に近く水がたまっていれば、数日間は最低限の生活用水をまかなうことができます

例)460Lの貯湯タンク設置の場合 

  • 20Lのポリタンク約23個分 
  • 4人家族で3~4日分

 

これなら十分な量の生活用水が確保できますね。

 

でも注意も必要です。

浴槽にお湯をはった後や、シャワーを頻繁に使った後などは貯湯タンクの水が減り、タンクが空に近い状態になるので水を取り出せない場合があります

“せっかくエコキュートが設置してあるのに、断水時に貯湯タンクの水が空になっていて使えない!”

ということにならないように、最近ではあらかじめ選択した「警報・注意報」が発令されると、自動で沸き上げて貯湯タンクにお湯を確保する機種も出ています。

 

注意
ただし、タンクにたまっていた水は飲用できません。

なぜなら、タンクの中で水を一度沸かすため、本来水道水に含まれるカルキなどの殺菌成分が抜けてしまい、塩素濃度が低くなります。

そうすると法律で定められている水質基準を満たすことができず、飲用するのに安全とはいえなくなるからです。

「やむを得ず飲用する場合は必ず沸騰させる」と明示しているメーカーもありますが、飲用する場合は個人の責任で行ってくださいね。

 

はるこ
断水したときに水が使えるってとってもありがたいわ!

 

あつし
そうだね。

わざわざポリタンクに貯めてどこかへ置いておく必要もないから、日常で使用しているものに水がためておけるのは便利だね。

 

【断水時の注意点!】エコキュートはどんな状態になる?

 

エコキュートはたまっている水を取り出して生活用水として使える一方、断水時は普段のように使用できるのでしょうか。

設置している人の中には、水道工事や災害で断水したらどうすればいいのか心配になる人もいるようです。

 

エコキュートは断水の時になったら使えないのでしょうか? エコキュートについて

断水になった時にエコキュートは使えないのでしょうか?

タンクは満水になった状態です。

断水になった場合、水道から水は出なくなるのでしょうか?

メーカーによっては出る場合があると聞きました。

せっかくタンクに水があるのに断水で出ないとなると不便に思えてきます。

初歩的な質問かもしれませんが、詳しい方いらっしゃいましたら教えて下さい。

引用:Yahoo!知恵袋

 

断水時の心配
  • 断水したら蛇口からお湯や水は出るの?
  • 断水の影響で機械が壊れたりしない?
  • 断水したら何か特別な操作がいるの?

 

普段当たり前のように使用していても、いざ断水となった場合にどうしたらいいのかわからないのは心配ですよね。

それでは、エコキュートは断水時にどのような状態になるか説明しますね。

 

蛇口・シャワーからお湯が出なくなる

貯湯タンクにお湯(水)はたまっていますが、タンクに水が供給されないため、蛇口やシャワーからは水は取り出せません

また、水が供給されないため湯はり・追いだき・保温もできなくなります

 

温度調節ができなくなる

貯湯タンク本体にある「非常用取水栓」から水を取り出せますが、温度調節ができないため設定した温度のお湯が出ない場合があります

また、断水してすぐは高温のお湯が出る場合があるので注意が必要です。

さらに、給水配管用止水栓を閉じないままだと貯湯ユニットに空気が入り、断水が終わったあと設定した温度のお湯が出ないなど温度が安定しない場合があります。

 

水が濁る場合がある

断水中にエコキュートをそのまま運転させておくと、濁(にご)った水が貯湯タンクに入り込み、ストレーナー(フィルター)が目詰まりする場合があります

そうすると、断水が解除された時にお湯が濁ったり、出る量が減少したりします。

断水したときは給水配管用止水栓を閉じましょう。(メーカーにより給水配管専用止水栓、給水元栓など呼び方が変わります)

 

断水時に注意すること
  • 高温の水が出ることもあるので、やけどに注意
  • 濁った水や空気が貯湯タンクに入り込んだり、温度調節に影響したりしないよう、断水したら速やかに給水配管用止水栓を閉じる
  • 水道工事などあらかじめ断水がわかっている場合も、給水配管用止水栓を閉じる

 

はるこ
普段は機械にまかせっきりで考えたことがなかったけれど、断水で水の供給が止まったらやっぱり蛇口からお湯は出ないのね。
あつし
そうなんだ。

とにかく、断水したらまずは給水配管用止水栓を閉じよう。

 

【エコキュート】断水時の水の取り出し方

 

さて、いざ断水したらどのような手順で水を取り出すかを説明しますね。

 

断水時の水の取り出し方

メーカーにより各装置の名称は若干異なりますが、手順はほとんど同じですので参考にしてみてください。

 

【基本の操作】

1 電源扉を開け、漏電遮断器(ブレーカー)を「切」にする。
※漏電遮断器が「入」のまま水を取り出すと、タンクが満水でない状態で沸き上げ運転が開始されて空焚きの危険があります。(エラーコードが出る)
2 給水配管用止水栓を閉める。(給水元栓、専用止水栓など)
3 逃し弁扉を開け、逃し弁レバーを上げる。
4 非常用取水栓を開き、お湯(水)を出す 。
※開いてすぐは汚れた水が出ることがあるので、きれいになってから熱に強い容器で受ける
5 使用後は非常用取水栓を閉める。
6 逃し弁レバーを戻す。
7 1と3で開けた電源扉と逃し弁扉を閉め、確実にねじを締める。
※このとき、漏電遮断器は「入」にしない 

 

水(お湯)を受けるためのバケツたらいポリタンクなどを必要に応じ準備して行いましょう。

タンクの機種によっては、市販のホースがあると水を取り出すのに便利です。

 

断水復帰後の操作

断水が終わり水の給水ができるようになったら、次の手順でエコキュートの運転を再開させてください。

 

【基本の操作】

1 台所や洗面所の水側の蛇口(混合水栓の場合は水側全開)を全開にして、水の汚れを排出する
2 汚れがなくなった事を確認し、タンクの給水配管用止水栓(給水元栓、専用止水栓)を開ける
3 逃し弁レバーを上げ、排水口・排水配管から水が出ていることを確認し逃し弁レバーを下げる
4 タンクが満水になったことを確認するために、お湯側の蛇口を開き水(お湯)が出るか確認する
5 漏電遮断器を「入」にし、運転を再開する

 

以下の動画では、断水時の水の取り出し方を説明しています。

 

引用:YouTube

 

メーカーにより多少違いますが、スイッチや栓などの位置や取り出し方がとても参考になりますよ。

 

【断水時に困らないために】エコキュートはタンクの手入れが大切!

 

最後はエコキュートの貯湯タンクの手入れについて説明しますね。

 

【お手入れ理由】貯湯タンクの底に汚れがたまるため

エコキュートの貯湯タンクはステンレスでできているため、錆(さび)はほとんど発生しません。

ですが、メンテナンスをしないと貯湯タンクには汚れがたまります。

汚れというのは、水道水に含まれるミネラルや添加物などの様々な成分が、水をお湯にする過程で分離して取り出されたものです

そして、不純物としてタンクの下のほうに堆積していきます。

 

たまった不純物を放置するとタンクの底にこびりついたり、配管を通って浴槽に入ってしまう場合も。

また、水が臭ったりエコキュートの寿命を縮めたりする原因にもなります

 

基本のメンテナンスは【水抜き】

タンクの内部は直接掃除できないため、メンテナンスの基本は水抜きです

タンクの下にたまっている汚れを、水と一緒に流して取り除きます。

定期的に行えば汚れの蓄積を防げますので、一年に2,3回を目安に水抜きをしましょう。

 

貯湯タンクの水抜きの手順は以下です。

 

1 給水専用止水栓(給水元栓、専用止水栓)を閉じる 
※沸き上げしていないときに行う
2 逃し弁レバーを上げて開ける
3 排水栓を1~2分程開き、たまった水と汚れを排水する
4 給水専用止水栓を開き、逃し弁レバーを下げて閉じる

 

簡単ですので、覚えてしまえば説明を読まなくてもできるようになります。

断水時にいつもと変わらないきれいな水を取り出せるように、貯湯タンクのメンテナンスを定期的に行ってくださいね

エコキュートの寿命も長く保つことができますよ。

 

エコキュートは断水時の心強い味方?知っておきたい取り扱い方法のまとめ

 

ここまで、断水時のエコキュートの状態や使い方について紹介してきました。

 

断水時のエコキュートとは
  1. エコキュートは断水時に貯湯タンクから生活用水が取り出せる
  2. エコキュートは断水時に通常の機能は使えない
  3. エコキュートは断水したらまず給水専用止水栓を閉じる

 

エコキュートは自動でお湯を沸かすだけでなく、断水時にとても役に立つ機能がありました。

水の取り出し方を知って断水時に大いに活用してくださいね

 

また、断水時や断水復帰後に機械に不具合をきたさないためにも、断水したらまずは給水専用止水栓を閉じることが大切です

日常でも断水時でもきれいな水を使えるように、貯湯タンクのメンテナンスも忘れないでくださいね。

 

エコキュートの設置を検討されている方は、こちらの記事でエコキュートの費用や相場、またオール電化についても詳しく解説しています。

 

お風呂のリフォームならこちらの記事で詳しく紹介しています。

 

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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