断熱リフォームはどこまですればいい?費用に対して得られる効果は?

実は、日本は先進国の中でも、家の断熱機能が低い国だと知っていますか?

 

長い間、断熱などの省エネルギーに関する規制がなかったため、断熱を行わなくても、法律上、何ら問題がなかったのです。

 

つまり、まったく断熱していない家でも合法なのです。

 

しかし、ついに新築に関しては2020年より省エネルギーに関する規制が設けられることになる見込みです。

 

すでにある建物には規制はかけられないですが、国として省エネルギー住宅の普及を目指していくことになったのです。

 

この取り組みは、温室効果ガスの削減を目標としたものなのですが、「温室効果ガスの削減」はつまり「光熱費の削減」につながるのです。

 

そう考えると一気に身近なものになりますよね。

 

あつし
最近の夏の暑さは、本当にひどいね。
 

 

はるこ
私は暑いのも寒いのも苦手だわ~。
 

 

あつし
あまり我慢しすぎもよくないけど、冷暖房の光熱費も気になるところだよね。
 

 

はるこ
そうなのよ~。
 

 

あつし
母さんは断熱リフォームって知ってる?

 

はるこ
断熱リフォーム・・・。あっ、テレビのコマーシャルで見たことはあるわよ。

 

あつし
うん、最近よくテレビでも見かけるよね。それだけ求められているってことかな。

 

そこで断熱リフォームの「費用」対「効果」はどうなのでしょうか?光熱費の節約だけじゃない、様々なメリットについても考えてみましょう!

断熱リフォームする場所は?

断熱リフォームと一口に言っても、様々な方法があります。そもそも断熱リフォームが必要な箇所はどこなのでしょうか。

引用:ミサワホーム

天井や壁、窓、床と、やはり外気に接している部分が対象になります。面積が大きい分、どの工事も大がかりなものになりそうですよね。

 

断熱リフォーム、その負担は?

さて、断熱リフォームを行うにあたって負担になるのは、費用と工期の長さによる生活の不便ですよね。

それぞれの箇所のリフォームにかかる費用と工期についてみていきましょう。

 

1㎡あたり5000~7000円

こちらは床下から断熱パネルを貼り付けるタイプの工事費用です。1階の床に施工すると考えると、平均的な住宅であれば、20~30万円程度の工事になります。

床材をはがして行う場合は、こちらの費用に1㎡あたり3000~5000円程追加になります。

工期は断熱パネルのみなら1、2日、床の張り替えも行う場合は3~6日程度になります。

 

はるこ
床下から張り付けるだけのリフォームが出来るのなら、思ったよりリフォームしやすいわね。

 

充填断熱 

1㎡あたり5000~1万円

充填断熱は、室内の壁をはがして、建物の骨組みの間に断熱材を敷き詰める方法です。水回りなど、施工する場所によっては専門の職人が必要になり、費用がかさむ場合もありますが、平均的な住宅であれば、80~180万円程度の工事となります。

工期は2~4日程度になります。

 

外張り断熱 

1㎡あたり7000~3万円

外張り断熱は、家の外部から断熱材を張り付ける工事ですが、元の家の壁に断熱材の重さに耐えられる能力があるか、窓サッシが重さに耐えられるかなどによって、追加工事が必要になる場合もあります。また、断熱材の上からの仕上げ材の価格にも左右されるので、平均的な住宅であれば、120~400万円となります。

工期は14~30日程度かかります。

 

断熱塗料の塗布 

1㎡あたり5000~8000円

断熱塗料の塗布は、断熱性能のある塗料を外壁に塗布するという、比較的軽度な壁の断熱リフォームですが、足場の設置などの費用もあるため、80~120万円程度の工事となります。

工期は8~14日程度かかります。

 

壁は面積が大きいため、総額にするとずいぶん大きな金額になりますね。

また、工期も充填断熱は短めですが、住み続けながらのリフォームは難しいですし、外張り断熱や断熱塗料の塗布は工期がとても長く、負担は大きい工事になりそうです。

 

はるこ
外張り断熱が一番大変なのね。

 

あつし
外部から行う壁の工事は足場も必要だから、大がかりに感じられるかもしれないね。

 

はるこ
金額の幅も大きいし、費用面でも心配ね。

 

あつし
こういった時は、見積もりをしっかりとることが大事だね。

 

リフォームを取ろうと検索したら「タウンライフリフォーム」というHPが見つかります。

こちらのサイトについて調べてみたので、良かったらこちらもご覧ください。

タウンライフリフォームは見積比較に必須!評判&口コミを調査!

2019年2月6日

 

内窓を作る 

1箇所あたり5~12万円

外側の窓をそのままに、内側にもう一つ窓をつける工事になります。内側の窓のガラスの種類によって値段は様々なので、費用の幅が広いですね。

 

窓ガラスだけを複層ガラスに変更する

1箇所あたり1~3万円

今の窓サッシはそのままに、窓ガラスだけを複層ガラスへ交換するため比較的安価にすみますが、アルミサッシ部分に結露が出たり、断熱効果に少し劣る部分があります。

 

窓サッシを樹脂サッシにし、複層ガラスの窓に変更する

1箇所あたり5~12万円

窓そのものを交換してしまう方法です。大がかりな工事となるため、費用も少し高めです。

 

窓の断熱リフォームの工期はどれも1~2日と工期の負担はあまりなさそうですね。

 

はるこ
窓のリフォームといっても色んな方法があるのね。

 

あつし
外の熱気や冷気は窓を介して入ってくる部分が大きいから、窓をリフォームすると断熱を実感するかもしれないね。

 

天井

1㎡あたり2000~8000円

こちらは、天井裏から断熱材を敷き詰めるタイプの工事費用になります。梁や桁などが多く、断熱材を敷くことができない場合は、スプレーで断熱材を吹き付ける工事になるため、少し割高になります。天井材も併せて取り換える場合は、1㎡あたり3000~6000円程追加となります。

断熱材の種類によって費用は大きく変わるようです。工期は2~4日程度になります。

 

あつし
天井も床と同じで、裏側から敷き詰めることで断熱することが出来るね。

 

同時進行できる工事もあるとは思いますが、工期が長くなるようだと仮住まいの用意も必要かもしれませんね。

 

断熱化、そして気密化にはどんなリフォームがあるんでしょう?こちらの記事でも紹介しています。

断熱化・気密化 リフォーム工事はどんなもの?いくらかかるの?

2019年4月6日

 

断熱リフォームどこまですればいいの?

はるこ
ねえ、あっくん。こんなにたくさんリフォームしなきゃダメなの?お金がかかりすぎない?

 

あつし
うーん、難しいところだよね。

 

家の外側に接する箇所は全て断熱リフォームの対象になりますが、じゃあ、どこまでリフォームすればいいのでしょうか?

もちろん全部リフォームできれば、断熱性は大幅に上がるでしょう。しかし、どこまで費用をかけられるか、悩ましいのも現実です。

 

あつし
その家の特徴やお悩みによって、行う工事を選んでもいいんじゃないかな?

 

はるこ
そうね、足元が冷えるなら床、窓の結露が酷かったら窓って考えるといいのね。

 

あつし
あとは、いつもみんなの集まるリビングだけを断熱リフォームするっていう方法もいいんじゃないかな?

 

はるこ
さすがあっくん!

 

あつし
母さんもなかなかやるじゃない。

 

はるこ
あっくんに色々教えてもらってるからね!

 

断熱リフォームで得られる効果って?

光熱費の削減

断熱性があれば、室内の気温が外気の影響を受けにくくなるため、冷暖房効率が上がり、光熱費が削減されます。

では、どのくらい削減されるのでしょうか?

引用:断熱住宅.com

 

はるこ
これ、すごいわね!こんなに電気代がお得になるんだったら、リフォーム費用を何十年かすれば回収できるじゃない!

 

あつし
そうだね。冷暖房の使用状況にもよるけど、なかなか希望の持てる数字だね。

 

もちろんリフォーム後の維持費もかかってきますが、これだけ光熱費が削減されるなら、快適な住まいが手に入った上にリフォーム費用を光熱費の削減部分でまかなうことも夢ではないですよね。

 

お手入れの手間が省ける

断熱性能が低いと、暖房によって窓や壁は結露し、部屋と押入れやクローゼットなどの収納スペースとの間に温度差が生じ、収納スペース内にカビが生えやすくなるなどの不具合が生じます。

冬になったら、毎日全ての窓を拭いて、収納スペースを換気するなど、手間がかかりますよね。

断熱性能が高ければ、これらの手間は大幅に省くことができます。

 

はるこ
冬の朝は窓の結露を拭く仕事が増えて、なかなか大変なのよ。

 

あつし
住む人の手間を省けるってとてもいいことだよね。

 

病気の予防

断熱することで、冬の各部屋同士の温度差を減らして、ヒートショックや、心筋梗塞、脳卒中を防ぐことができます。

また、アレルギー性の疾患や、糖尿病などの慢性の疾患についても改善する事例もあり、健康のためにも断熱リフォームは有効だと言えますね。

引用:国土交通省

 

はるこ
寒くなるとヒートショックはよくテレビでも話題になるものね

 

あつし
そうだね、ヒートショックからくる室内での事故もあるし、気をつけたいね。

 

はるこ
慢性疾患も改善する人がいるなんて、やっぱり快適な住まいは大切よね

まとめ

断熱リフォームには様々なメリットやデメリットがありますが、今回は「費用」対「効果」について考えてみました。

 

お金という目に見えるもので得ることのできる効果もありましたが、日常の負担や健康状況を軽減させてくれるという、ふと効果に気づかされるものもありました。

 

住宅に関して、世の中の動きは高断熱、高気密へシフトしていっています。

また、そんな流れの中で様々な工法も生まれ、それぞれの住宅や生活スタイルに合ったものを選ぶことが出来る時代になったのではないでしょうか。

 

これを機に、自宅の断熱リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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