浴室を「特別な空間」と捉えている方は多いです。
- 夏の暑い日は汗を流してサッパリ。
- 冬の寒い日はゆっくり浸かってぽかぽか。
- お気に入りの入浴剤で癒され、くつろぎ、リラックス・・・。
- 仕事で疲れた日なんかは本当に幸せな気分になりますよね!
- 小さなお子さんがいる方なら大切なコミュニケーションの時間でもあります。
そんな浴室をより快適にリフォームするなら、やっぱりリフォーム業者もきちんと選びたいですよね!
手抜き工事で後々問題が起こるのも困るし、工事が終わってみたら「何かイメージと違うな~」なんてガッカリしたくないですから。
読者様が納得のいく浴室リフォームを行うために、この記事ではリフォーム業者の上手な選び方についてまとめました!
避けたほうがいい業者の見極め方についてもこっそり教えるのでぜひ最後まで目を通してくださいね!
浴室リフォームを行っている会社

「アロマバス」っていうのを覚えたから!
毎日快適であっくんには感謝だわ♪
電気屋さんでもリフォームしてくれるのねぇ
リフォームというと、真っ先にリフォーム会社が思い浮かびますよね。
でも、実は浴室のリフォームを行っているのはリフォーム会社だけではないんです!
・ハウスメーカー
・リフォーム専門店
・工務店、設計事務所
それぞれ特徴があるので詳しく解説しますね!
家電量販店、ホームセンター
もともとリフォームとは直接関係ない別の業種から参入した会社です。
家電量販店やホームセンターだけでなく、百貨店でもリフォーム事業を行っていることもあります。
実際の施工は別の会社が行うことが多いですね。
家電量販店やホームセンターは普段からよく利用しているという方も多いでしょう。
店舗が近くにあって行きやすいというメリットがある反面、工事内容が限定されるというデメリットがあります。
蛇口を取り替えるとか、シャワーを取り替えるとかの小規模な工事がメインで、やりたいリフォームの種類によっては対応していないこともあります。
ヤマダ電機のリフォーム事業にあのナカヤマが吸収合併されたのをご存知ですか?
ハウスメーカー
ハウスメーカーは新築物件の販売、というイメージですがリフォーム事業を行っていることもあります。
メーカーの知識も豊富ですしカタログも用意されているので、なんとなくぼんやり考えているくらいの段階でも理想の浴室をイメージしやすいです。
アフターサービスがしっかりしているのもいいですね♪
ハウスメーカーは知名度が高くて安心できる反面、広告宣伝費がかかる分価格は少し高めになる傾向があります。
リフォーム専門店
「餅は餅屋」という言葉の通り、リフォームのことはリフォームの専門業者がよく分かっています。
リフォームのノウハウと技術力があるのが一番のポイントですね。
ただし、それぞれの会社で得意分野が違うので、その会社に浴室リフォームの実績があるかどうかも知っておく必要があります。
また、リフォームの専門業者は全国展開している会社が少ないので対応地域も要チェックです。
工務店、設計事務所
工務店や設計事務所でもリフォームを行うことができます。
色々な会社がありますが、大体は地域密着型で細かい要望まで聞いてくれるのがメリットです。
ただし、それぞれの会社で技術力に差があるので、過去の実績を確認することも大切です。
浴室のリフォーム会社はどう選ぶ?選び方のポイント6か条

浴室リフォームはいろんな会社で行っているということを前章で書きました。 選択肢は多ければ多いほどいい、と思いがちですが、実は逆で選択肢は多ければ多いほど脳が疲れてしまうんです。 選んでいるうちになんだか面倒になって、「ここでいいか・・・安いし」ってサクッと決めちゃう人も多いのですが、今後のためにも「信用できる会社なのか」「ここに頼んで大丈夫なのか」をきちんと見極めて依頼することを強くおすすめします。 リフォーム業者の選び方は以下の6つを参考にしてくださいね! リフォーム業者を選ぶなら、なんと言っても親身になってくれることが一番です。 こちらの話をメモを取りながら最後まできちんと聞いてくれる業者さんがいいですね。 ただし、無条件に何でも聞くのではなく、時にはプロの視点で意見やアドバイスを言ってくれることも大切です。 例えば、「2階にお風呂を作りたい!」という時などはうまく施工しないと水漏れの危険性もあり、1階が水浸しになってしまったりします。 構造上無理があるのに「施主の希望だから・・・」と無理やり施工して後々問題が起こる、ということもよくあります。 できないことはできないとハッキリ言ってくれることが理想ですが、こちらからも質問したり意見を聞いたりするようにしましょう。 契約からアフターサービスまで長い付き合いになりますからその会社との相性も大切です。 お互いに気持ちよくコミュニケーションが取れて、約束を守ってくれる業者がいいですね。 これは見積もりを取る最初の段階でもすぐに分かることです。 見積もりがあまりに遅かったり、約束の日を守らなかったりするような業者はあまり信用できないと言っていいでしょう。 リフォーム瑕疵(かし)保険とは、リフォームを行う業者が加入する保険でリフォーム内容を第三者が検査してくれたり、保証してくれたりするものです。 例えば、リフォーム工事が終わった後で欠陥が見つかったり工事の途中でリフォーム業者が倒産してしまったときに、リフォームの発注者は補修費用などを受け取ることができます。 リフォーム瑕疵保険に加入している業者は公開されているので気になる業者があったら一度調べてみてくださいね! リフォームに関する団体はいくつかあります。 国が支援する団体からNPO団体まで色々あって一定の基準を満たさないと加盟できないので、何らかの団体に加盟していれば信用していいでしょう。 リフォームに関する団体で有名なものがこちら。 リフォーム会社にはそれぞれ得意分野があります。 リビングの施工事例だけ見て「あら、この会社オシャレね!ここに決めましょ♪」と思ったら浴室の施工実績があまりなかった・・・ということもあります。 なので、業者の候補を決めたら、まずはホームページで施工事例をチェックしましょう。 浴室リフォームの実績はありますか? 実際の施工事例は自分の希望やセンスに合っていますか? 信用できる業者に頼んでも、後で不具合が見つかることがあります。 リフォームが終わったらそれっきり、ではなくその後の補修まで対応していると安心ですね。 「何年まで保証しているのか」 「対応している工事内容は何か」 そこまできちんと確認しましょう。 先にショールームなどに行って使いたい部品やシステムバスのメーカーが決まっている場合、そのメーカー推奨の業者に依頼するのもいいでしょう。 メーカー推奨の業者を選ぶメリットは、なんと言ってもそのメーカーの商品知識と施工実績があるということ。 システムバスのメーカーはたくさんあって、その全ての施工実績のある業者はなかなか見つかりません。 メーカーが決まっているのであれば、そのメーカーに強い業者を選ぶと安心です。 メーカーが推奨・提携しているリフォーム業者は各メーカーのホームページで確認できるので、チェックしてみてくださいね! CMなんかで見聞きしたリフォーム会社。 「あっ!ここ有名だし大手だし、ここに決めても安心だよね!」 って安易に決めていませんか? リフォーム会社選びでよく失敗するポイントが次のふたつ。
・1社だけで決める 知名度があるということはそれだけ広告宣伝費にお金がかかっています。 それに、実際に施工するのは下請けの会社だったりするので中間マージンがかかることも考えられますよね。 ・・・さて、もうお分かりですね? そう、その通り! 同じ工事内容でも他の会社ならもう少し安い、ということもあります。 また、有名企業に限らず1社だけで決めるのは避けたほうがいいです。 見積もりは最低3社から取り、必ず比較検討しましょう。 1社からしか見積もりを取らないと、それが適正価格かどうかが分からず少し高めのリフォーム費用を払うことになるかもしれません。 見積もりを取ったら細かい内容までしっかり確認しましょう。 「一式」でざっくりまとまっているものは内訳を確認すると安心です。 ここまで、リフォーム業者の選び方について紹介してきました。 6か条を元に選べば特に問題はないかと思いますが、特に注意が必要なリフォーム業者の特徴を紹介します。 それぞれ詳しく紹介しますね! 「近くで工事をしているので立ち寄りました!」というアレですね。 飛び込み営業をしている業者には悪徳業者が多いです。 突然やってきて「リフォームしませんか」とか、恐怖心を煽って「今すぐリフォームが必要ですよ!」と言うような業者には注意しましょう。 契約してすぐに倒産したり、関係ない工事をしてムリヤリ請求されたり、費用が相場よりもすごく高かったりします。 知り合いの業者にリフォームをお願いすることもあるかと思います。 知り合いに頼むこと自体はいいのですが、不満や要望をきちんと言えるかどうかが大切です。 知っている人に不満は言いづらいですしね。 自分の家のリフォームですから、相手に気を遣って納得できない仕上がりになるようでは意味がありません。 もし、相手との関係性によって不満や要望が言いづらいなら他の業者にお願いしたほうがいいでしょう。 リフォームを行うときには、まず現状を把握するために現地調査を行います。 この時、職人さんが一緒に来るような業者には注意しましょう。 浴室リフォームの現地調査は普通は営業さんが行います。 職人さんが一緒にくるということは、その会社には浴室リフォームの経験や知識が乏しいと考えられます。 工事ができるかどうかの判断が自社ではできず、外注の職人さんに頼っているからです。 どの会社でも「初めての施工」は必ずありますが、その「初めて」が自分の家になるのも不安ですよね。 「この会社の経験値になってあげてもいいわ!」 って方でなければ避けたほうがいいでしょう。 ・信用できること その業者が信用できるかどうかは最重要ポイントです。 団体に加盟している、保険に加入している、などで客観的な信用をはかることができます。 それ以外にも「要望をきちんと聞いてくれるか」「約束はきちんと守ってくれるか」「コミュニケーションをきちんと取れるか」などなど、自分との相性も大切です。 単に業者と発注者という関係でなく、人と人との繋がりなんだということを意識してみてください。 ・言いたいことが言えること 知り合いに頼む場合でも、その知り合いが信頼できるなら問題ありません。 ただし、言いたいことがきちんと言えることは大切です。 知り合いでも不満や要望はきちんと伝えること。 それができなければ別の業者にお願いした方がいいですね。 ・経験豊富であること 素人が判断するのは少し難しいですが、ホームページに載っている施工事例や現地調査などで「浴室リフォームは得意じゃないのかな?」ということは何となく分かったりします。 「でも一応プロなんだし・・・」と思いたくなりますが、不安があるなら避けたほうがいいと僕は思います。 浴室リフォーム業者の選び方のポイントと、避けたほうがいい業者の見極め方について紹介しました。 リフォーム業者はたくさんあるので選んでいるうちに疲れてしまうこともあるでしょう。 ですが、納得のいくリフォームをするためには業者選びもとっても大切です。 ぜひ6つのポイントを意識して、信頼できるリフォーム業者を見つけてくださいね! 最後まで読んでいただきありがとうございました。
それに、水周りで手抜き工事なんてあったら困るわ
だから、業者選びのポイント6か条を作ってみました!迷ったときの参考にしてね
・相性が合うこと。
・リフォーム瑕疵保険に入っていること。
・信頼できる団体に加盟していること。
・浴室リフォームを得意としていること。
・アフターサービスや保証がしっかりしていること。
もちろん上の全てに当てはまる必要はありません。
当てはまる項目が多いほど信頼できると考えてください。 親身になってくれること
相性が合うこと
リフォーム瑕疵保険に入っていること
信頼できる団体に加盟していること
団体に加盟しているから安心!とそれだけで判断するのは危険です。
中には加盟企業がかなり少なかったり、活動実績がなかったり、という団体もありますので
それがどんな団体なのかもあらかじめ調べておくと安心です。
・住宅リフォーム・紛争処理支援センター
・マンションリフォーム推進協議会(レプコ)
・一般社団法人 マンション計画修繕施工協会
・一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会
・日本木造住宅耐震補強事業者共同組合浴室リフォームを得意としていること
アフターサービスや保証がしっかりしていること
【番外編】メーカー推奨の業者
リフォーム業者選びの失敗例
そういう意味で言ったら、CMをやっている有名な会社も信用できるわよね。
長く続いている大きな会社なんだし、1社だけで決めてもいいんじゃないかしら
それに、それ一番ダメな決め方だから!
「一式」の内容を確認しておかないと、
「一式」に含まれていない工事をしたり部品を使ったときに追加費用がかかります。 こんなリフォーム業者に注意!
じゃあ逆に「ここには頼んじゃダメ!」っていう目安を教えて
避けたほうがいいリフォーム会社の特徴を紹介するよ!
・知り合いの業者
・現地調査に職人がついてくる飛び込み営業をする業者
知り合いの業者
現地調査に職人がついてくる
浴室リフォーム業者の選び方 まとめ